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スマートフォンはテザリングの時代へ! [携帯]

皆さん、テザリングってご存じでしょうか?

テザリング(Tethering)とは、スマートフォン
などのモバイル機器をルーターとして用い、
パソコンや携帯端末、携帯ゲーム機などを
携帯電話回線を通じてインターネットに接続
させること、又はその機能のことを言います。
従来のモデム機能とは違います。

アンドロイドではバージョン2.2以上に
搭載された機能ですが、これまで日本の
アンドロイドスマートフォンではあえて
使えないように伏せられてきました。

なぜだかわかりますか?
それは、この機能がおおっぴらに認められたら
データ通信会社が大損するからです。
つまり、大抵の人は家ではパソコン用に
フレッツ光とか引いて、携帯とは別に毎月
4,000円とか通信料を支払っているでしょう?

このテザリング機能があれば、携帯とパソコンを
つないで(USBの場合もWi-Fiの場合もOK)
携帯の料金の枠内でパソコンでインターネットが
できるので、上記の4,000円を浮かせる
ことができるからです。

もちろん、光の通信といくら速くなったとは言え、
携帯の通信とは速度が違いますが、よほどのデータ
通信をしない限り、それほど不自由は感じないと思います。

そこで、業績がいまいちのAuが起死回生とばかりに
出してきたのが、IS W11HTという機種です。

IS W11HT.jpg


これが革命的なのはこれまでの携帯の3G接続だけでなく、
Wi-Maxでの接続もサポートしていることです。
しかも料金は、ISフラットが月5,460円に
Wi-Max利用料金が500円かかるだけですから、
データ通信費は5,960円で済むわけです。
(但し、ドコモで言うところのspモードに相当
するISネット(315円)に加入する必要あり。)

また、この機種は音声通話もできる(別料金)
ので、単にルーターみたいに家の置物?になるのではなく、
バリバリ外でも普通の携帯電話として使えるわけです。
毎月のインターネット代を削減したい方には
こんな魅力的な機種はないでしょう。

NTT Docomoもだまっちゃいません。
データ通信専用でテザリング機能をはじめて
サポートしたOptimus Pad L-06Cに続いて、
昨日、音声通話やワンセグ、おサイフケータイ機能や
3D機能もサポートしたアクオスフォン SH-12C
を5/20から発売することを発表しました。

12c.jpg


SH-12C.jpg


しかし、です。
ここでAuとDocomoでは現時点で大きな違いが
生じています!

ドコモのホームページではテザリングの料金について
以下のように書かれています。

「テザリングをご利用の際のパケット通信料は、
FOMA定額データプランでご利用の場合、月額
利用料金上限額の対象となります。
FOMA新料金プランと「パケ・ホーダイ フラット」
などのパケット定額サービスの組み合わせでご利用
の場合、「パソコンなどの外部機器を接続した通信」
(上限額 月額10,395円)となります。」


つまり、Auでは先程言いましたように5,960円(税抜き)
なのに対し、Docomoは音声通話ができないデータプラン
以外では実質10,395円がかかるわけです。
DocomoはNTTグループの会社ですから、同じNTT
グループのOCNを潰すようなことはできないというわけです。

このAuとの差4千なにがしの金額はまさに皆さんがOCNに
毎月支払っているプロバイダー料金より少し高めだと思います。
そういう金額設定にしないとみんながOCNを解約しちゃうので
こうしないといけなかったのです。

皆さん、どう思いますか?

※補足ですけど、海外でもテザリングは定額で提供されているわけ
ではありません。国によってもその人の契約によっても違いが
あるようです。
言えることは、テザリングをすべての人に認めてしまうと、常時接続
の利用者が増えて回線がパンクしてしまうということです。
ですから、ソフトバンクでは全くテザリングを認めていません。
実はiPhone4でもテザリング機能はあるんです。
通の人は海外製のiPhone4を購入してやっている人もいるようですが。



























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