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2008年度上半期洋楽ロック部門NO.1 [音楽]

もう9月も半ばを過ぎましたが、
今年度の上半期洋楽ロック部門の
NO.1を私の独断と偏見により
ここで発表したいと思います。


それはアメリカのロックグループ、
Journey(ジャーニー)のRevelationです。

アルバムジャケットはこちら。

j.JPG


何が良いって、ジャーニーというバンドは最近もうほとんど
死んでいたバンドだったんですが、今回、見事に復活したんです。

最初はスティーブペリーがボーカリストで、彼の透き通るような
高くクリアーで甘美な歌声は80年代、一世を風靡しました。

その後、紆余曲折があった後、2000年に入りボーカリストが
スティーブ・オウジェリーに代わり、ジャーニーは再び栄光の道
を歩み出します。
彼の歌声はペリーより少し落ち着いたJazzyな雰囲気もありましたが、
高音部などもペリーに比して負けず劣らずすばらしかったです。

しかし、その後、彼は体調を崩し、バンドを脱退。ジャーニーはまた
迷走をはじめることとなります。

そんな中、ジャーニーの音楽が好きでそのコピーバンドで
ボーカルをしていたArnel Pineda(アメル・ピネダ)なる人物が
何とYou tubeで自らの歌声をネットで公開していたところ、
奇跡的にジャーニーのバンドメンバーの目にとまり、ボーカリスト
に大抜擢され、このアルバムが制作されたのです。

当初は、ピネダがフィリピン人であるということから、ジャーニーも
ボーカリストをネットから見つけてくるのか、落ちぶれたもんだなあー
というような声も巷で飛んでいたのですが、このアルバムを聴いて
本当にびっくりしました。
彼は本物です!もしかしたら、初代のスティーブ・ペリーをも凌ぐ
歌唱力を備えているといって良いかもしれません。
まあ、皆さん、だまされたと思って一度聴いてみてください。
80年代アメリカンロックはこうでないとというような曲ばかりです。
聴いていてスカッとする格好良さ、メロディーの美しさも兼ね備えています。
ジャーニーの往年の大ヒット曲もカバーしていますので、以前の
ボーカリストの歌声と比較してみるのもいいかもしれません。

そりゃ、Coldplayもすばらしいバンドかもしれませんが、聴いていて
スカッと爽快、元気になるこのようなロックに勝てるバンドはそう
いないと思います。

まあ、フィリピンという国がアメリカの植民地だったということが、
彼がちゃんとした米語を喋り、歌えるということと深く関係して
いると思いますが・・・

でも、同じアジア人として、ジャーニーのような白人ばかりのしかも
大御所クラスのバンドのボーカルになるなんて本当に凄いことだと
思います。
彼には今後も末永くジャーニーのボーカリストとして活躍して欲しい
ものです。
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