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iPhone狂想曲2~なぜAuからも発売されたのか~ [携帯]

またしてもiPhone狂想曲が始まりましたね。
しかし、iPhoneが人々にわくわくするような
期待感を抱かせる製品だというのは否定しません。
そのような機種は世界でこの1台だけでしょう。

camera_hero.jpg


でも、注意しないといけないのは、冷静になって
スペックとか本当に自分にとって必要なものなのか
を考えることなしに雰囲気で買ってしまうことです。
あとで後悔しないように。

もちろん、心臓部に相当するデュアルコアA5チップ
の出来は良いようです。
ここがiPhoneが他の機種と違うと唯一感じさせるところで、
あの操作上のさくさく感、なめらかさといった部分は
健在のようです。

しかし、一つ一つのスペックを見ていくと、今回のiPhone4Sで
進化というか改良が施されたのものは、実はあまりありません。

前のiPhone4は明らかに電波状態が悪かったので、
その辺の感度というか不安定さをなくしたという
当たり前の改良とともにカメラの性能をアップさせました。

でもカメラってアップルが開発してるわけではありません。
実は、今回からiPhoneにはSONY製のカメラが
搭載されているのです。

にもかかわらず、アップルストアではさも自社が開発した
かのような宣伝文句が並びます。

「電話にこんなカメラがついてるなんて、というカメラです。
8メガピクセル。まったく新しい光学システム。
携帯電話がここまでのカメラを持てるようになりました。
カメラはもう、この電話一台で十分かもしれません。
でも本当に驚くのは、撮った写真を見るまで待ってください。」

どこにもソニーさんのご提供によりアップルはすごいカメラを
手に入れたんですとは書いていません。
ちゃんと書けよと言いたくなりますよね。

証拠はここです。分解専門サイトでちゃんとiPhone4Sのカメラ
がソニー製であることを明らかにしているからです。

http://www.ifixit.com/blog/blog/2011/10/14/iphone-4s-camera-made-by-sony/

皆さん、お分かりでしょうか?
今回、AuからもiPhone4Sが発売になりましたけど、今までの
AuとSONYの蜜月関係からすれば、あり得ない事なんです。
AuがiPhoneを発売したいと言えば、SONYは自社製品の売り上げが
落ちると絶対反対する立場だからです。
しかし、今回、SONYはAuからのiPhone発売でAuを非難することも
ありませんでした。

それは、Auはソフトバンクの激しい追い上げによって、このところ不振
が続き、じり貧の状況に陥っており、Auで自社の製品を販売している
SONYからすれば、Auがつぶれると自社の製品の販売自体がストップ
してしまうわけですから、それを回避するために大人の選択をしたわけです。
そして、アップルに対してはSONY製のカメラを搭載しろと注文を付けた
わけです。

iPhone4Sが売れれば売れるほど、本来はSONY製スマートフォンが売れなく
なるわけですが、iPhoneに搭載のSONY製カメラは売れていくわけですから、
今回、SONYとしては、そちらの方が良いというかそういう選択をしたと
いうわけです。

まあ、一番損をしたのはAuかもしれせんね。
何万台というiPhone4Sをアップルから不利な条件で買わされているわけです。
さばききれない程の在庫を抱えたAuは一世一代の賭けに出たといっても
過言ではありません。

どちらにしてもiPhone4Sのカメラは既に発売されているアンドロイドの
最新スマートフォンに搭載済みのものと変わりなく、何ら目新しい機能はありません。
アップルストアの宣伝文句は誇大広告以外の何ものでもありません。
皆さん、よーく考えてから買いましょうね!
あっ、ちなみにiPhone5もそう遠くない将来に発売になりますよーん^^
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