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「完全独自企画 ヨーロッパ一人旅(But,現地の人と国際交流)」7 [旅行]

さて、スーツケースを無事受け取って、
次はバスに乗ってパリ市内に入ります。

もう一度言いますけど、今年の6月中旬以降、
日本発の便は全てターミナル2Eに到着するように
変更されていますので、詳しく書きますね。

ラゲージを受け取ったら出口は1箇所です。
ちょうど自動的にラゲージが運ばれてくる機械を
自分の正面に見て右方向です。
まあ、これは人の流れでわかるでしょうが・・・

そして、出口を出ますと・・・・・
と、ここで、私は方向がわからなくなってしまいました。

シャルル・ドゴール空港からパリ市内に入るには
鉄道を利用する方法、バスを利用する方法など
いくつかあるわけですが、私は当初からバスを利用
することにしていました。

また、どうせなら、また、すぐミュンヘンに行くわけですから、
日本でバス停に近いホテルを探して予約していました。

なお、鉄道は止めておいた方がいいようです。
「地球の歩き方」その他のガイドブックを読むと、
どうも一人で大きなスーツケースを持って乗り込むのは
よろしくないようです。(特に早朝と夜は治安が悪いようです)

そういうことで私は同じ系列のエールフランスのバスで
凱旋門まで行くことにしていました。

出口を出るとロワシー・バスの表示があり、何も考えず、
「あっ、これだ。」と思って表示にある矢印のとおり
歩き出したんですが、バス停らしきものは皆無。
タクシー乗場があるだけ。
もしかして、階が違うんだろうかと思いましたが、1階のようですし、
わざわざ到着した人々を下の階に移動させるはずもなく、
おかしいなということで一旦元の場所に戻りました。
もう一度表示をよく見ると、矢印が斜め右上方向を指している
んですが、「その方向にバス停はあるんだけど、それは
歩く方向としてはまっすぐよ。」という意味の表示であることが
わかりました。

なんだそういうことかということで、今度はまっすぐ歩いてみると、
右手にあるじゃないですか「ロワシーバス」と書いたバス停が。
やれやれと思ってバス停で並んでいると、すぐにバスが来ました。

それで乗り込もうとしたんですが、次の瞬間、「あっ違う、これじゃない!」
と気づきました。
そうなんです、空港からパリ市内に入るバスはこの「ロワシーバス」
と「エールフランスバス」の2種類ありまして、
「ロワシーバス」の方はオペラ・ガルニエ方面に行くので、私は
乗ったらダメだったのです。

また、すんでのところで肝を冷やすと同時に、今度は「じゃあ乗場はどこ?」
と不安になりました。

周りをよく見てみると、この「ロワシーバス」の右側に「エールフランスバス」
のバス停があるじゃないですか?
既に並んでいる人もいます。

busstop1.jpg


busstop2.jpg


そしたら、また不安がよぎりました。チケット売場はどこにあるのだろう。
まさか、一人一人運転手に支払って乗り込むわけもないし・・・・
あたりを探していくと、元来た方向にチケット売場があることが判明!

やれやれということで、チケット売場の黒人のお兄さんに、
「NO.2 Roundtrip」と言ってバスのチケットを購入しました。
ちなみにナンバーツーですが、「エールフランスバス」でパリ市内に入る
路線は1と2とあって私の乗る凱旋門行きは2の方だからです。
もし1だとモンパルナス行きになります。
また、ラウンドトリップとは往復という意味です。

どうせ、また同じバスで空港まで来るわけですから、往復で買ったわけです。
それに片道チケットだと15ユーロなんですが、往復なら24ユーロで、
なんと6ユーロ(日本円で700円以上)も安いんですから買わなきゃ損です。

あと、ここはフランスなんだから英語で言うのはどうなのかと心配する方が
おられるかもしれませんが、心配する必要など全然ありません。
フランス人が英語をしゃべるといやな顔をするというのは普通の一般の人の
話であって、こういう公共交通機関やホテルなどでは問題ありません。
また、このお兄さん、親切に「バスはあと5分で到着するから急いでね。」って
英語で言ってくれました。

「メルシー、サンキュー」と返して、先程のバス停に向かうと、ほどなくバスが到着。
どこからともなく、係員が出てきて、バスの側面下にスーツケースを入れていきます。

スーツケースを渡すとき、係員のお兄さんがいきなりフランス語で聞いてきた。
「ポルト・マイヨー?」
パリに着いて始めて聞く生のフランス語で2秒くらい固まったが、
事前にバスのコースを調べていたのですぐにわかった。
実は、ナンバー2のこのバスは途中、「ポート・マイヨール」という国際会議場や
ラファイエットホテルがあるバス停に停車するのです。

だから、係員のお兄ちゃんは事前にお客さんが降りるバス停を聞いて、
スーツケースの仕分けをしているってわけです。
すかさず、私は「エトワーる」(=凱旋門まで)と答えました。

バスに乗り込んだのが午後6時過ぎ。
どうやらバス停探しで思わぬ時間を使ってしまったようです。
バスにゆられながら、でも、どうしてこのバス停がわからなかったのだろうと
自問自答しました。

そして、「はっ」と気づきました。
そういえばと、空港の出口すぐにあった表示を思い出したのです。

どういうことかというと、その表示にはエールフランスの表示と共に
フランス語で「les cars」と書かれてあったのです。

フランス語のわからない私は、これはカーズ、つまり普通の乗用車のことで、
レンタカーか何かだとすぐに判断し、無視していたのでした。
しかもバスの形の表示も付いてなかった(ちなみにロワシーバスの方は
日本でよく見かけるバスの形をした表示が付いていた。)からなおさら
わからなかったわけです。

ちなみにチケットはこんな感じです。

lescars.jpg














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